飼育小屋少女
「飼育小屋少女」は飼育小屋で飼われる”獣”の少女・ミミにまつわる物語です。
主人公はある地方に赴任してきた普通の教師。
ところがこの地方には”あるケモノ”がいたのです。
そのケモノこそが、飼育小屋で飼われている少女のこと。
姿は人そっくりなのですが、この地方の人は「獣」と呼び、人と明確に区別しています。
少女は飼育小屋の中で飼われ、扱いは他の動物と同じです。
地方の学校なので、ニワトリやウサギ、場合によってはヤギくらいいるかもしれないと思っていた教師ですが、この”獣”は想定外でした。
ずいぶんと前からこの獣はいるらしく、先任者も飼育小屋少女について「都会ではめずらしいのでしたね」くらいにしか教えてくれません。
そこには暗黙のルールを理解しろという圧力すらなく、本当に当然のようにさらっと答えただけでした。
飼育小屋少女だけでも十分衝撃的だったのですが、教師にとってさらに衝撃だったのがこの少女が可愛いということでした。
もっと言ってしまえば、一目で恋してしまったのです。
教師も自分が”獣”に恋してしまったとは認められず、苦悩するのですが、想いは日々募るばかりです。
そこである夜、教員室を抜け出して校庭の隅にある飼育小屋に向かった教師。
彼はそこでさらにショックを受けることとなります。
飼育小屋の中の光景は言葉にもできないほどだったのです。
しかし、教師はその光景に釘つけにされてしまいます。
そしてますます飼育小屋の少女・ミミを手に入れたくなります。
遂に教師は飼育小屋の鍵を外してミミのもとに向かってしまいます。
おいおい、これヤバいんじゃないのと思ってしまいますが、それも教師は承知している模様です。
そのうえで飼育小屋少女を何とかして助けたいという思いのほうが強かったようです。
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「飼育小屋少女」